コーポレートサイトとサービスサイトは分けるべき?それとも統一すべき?

インターネット上で商品販売を行いたい企業がホームページを制作する際には、大まかに2つのwebコンテンツの用意が必要となると思います。
その2つとは、商品を販売するページ(サービスページ)と会社の紹介に特化したページ(コーポレートページ)です。

企業によって、サービスページとコーポレートページを1つのサイトの中にまとめて掲載しているところもあれば、それぞれ「サービスサイト」と「コーポレートサイト」として別々のサイトとして制作しているところも多いようです。

コーポレートサイトとサービスサイトは分けるべきでしょうか、それとも1つのサイトの中に統一すべきなのでしょうか?

結論は、ケースバイケース

結論から先に申し上げますと、これはケースバイケースです。

コーポレートサイトとサービスサイトを分けるべきかそれとも統一すべきかは、それぞれの会社の経営方針や目指すゴールなどによって、異なってきます。
以下、分けたほうが良いケースと、統一したほうが良いケースの具体例を見ていきましょう。

分けたほうが良いケース

企業と商品のイメージやターゲットが一致しない場合

企業のイメージと販売商品のイメージが異なる場合は、それぞれのイメージやデザインテイストに合わせた2種類のサイトを用意したほうが良いでしょう。

また、コーポレートサイトのターゲットユーザーと販売商品のターゲットユーザーが大きく異なる場合なども、サイトを分けたほうが良いでしょう。
たとえば、コーポレートサイトは地元企業を対象に長年信頼されていることを伝えたいが、販売商品は全国の若者がターゲットである、などの場合です。
このようにターゲットが異なっているのに1つのサイトを無理にまとめてしまうと、情報が混在してSEO的に不利になる可能性がありますし、ユーザーの使い勝手も悪くなってしまいます。

とにかく商品を売りたい場合

とにかく商品を売ることが第一の目標である場合は、サイトは分けた方が良いでしょう。

商品を買いたい人にとって、企業の紹介などは不要の情報でであり、お買い物の際の混乱の元になりかねません。
余計な情報は排除してシンプルにすることで、ユーザーが買い物に集中できるサイトにすることができます。

統一した方が良いケース

商品販売にそこまで力を入れていない場合

サイトを2つ運営するということは、その分、制作費用や運営費用も2サイト分かかってきてしまいます。
商品販売にそこまでの力を入れない場合や制作費用を抑えたい場合は、コーポレートサイトの下層にサービスコンテンツを盛り込む形で統一した方が良いでしょう。

これから企業の知名度を上げたい場合

中小企業または創業間もないためネームバリューが低く、これから知名度を大きくしていきたい場合には、商品を通して自社のブランド力を上げるために、サイトを統一した形でスタートするのがおすすめです。
商品を検索してサイトを訪問するユーザーを増やしていけば、会社の名前を知ってもらうきっかけになります。

まとめ

このように、コーポレートサイトとサービスサイトを分けるか統一するかどちらが良いかは、目指すゴールやターゲットユーザー、予算などで変わってきそうです。
スタート時は1つのサイトで事業が拡大したら2つに分ける、など、状況に応じて変えていくのも良いと思います。

どちらが良いのか迷われる場合は、ぜひ弊社までお気軽にご相談ください。

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