WordPressのデメリットとは?4つのデメリットをまとめてみました

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世界中のホームページ制作現場において、最も使用されているCMSと言われているWordPress(ワードプレス)。
前回の記事ではWordPressを使うメリットについてご紹介いたしましたが、世界で信頼されているWordpressにもデメリットはやはり存在します。

今回は、WordPressを使うデメリットについて、まとめてみました。

デメリット1:ハッカーから狙われやすい

「世界で最も利用されている」という事実が仇となり、WordPressは世界中の悪質なハッカーから狙われやすくなっているようです。
WordPressサイトのアカウントが乗っ取られたり、サイトのデータを改ざんされたり、などの被害がしばしば報告されています。

しかし、ターゲットにされやすいというだけで、決してセキュリティ自体が脆弱というわけではありません。
セキュリティ用のプラグインを導入するなどの対策をしっかりと取り、WordPress本体やプラグインを常に最新バージョンにアップデートするように心がけていれば、不正なアクセスがあったとしても、滅多なことはないようです。

デメリット2:表示速度が遅い

静的サイトと比べて、WordPressで作られているサイトは、一般的に表示速度が遅い傾向にあります。
特に、ページ数が多くプラグインを多用しているサイトは表示が遅く、改善するためには高性能なサーバーをそもそも用意する必要があり、通常よりもサーバー費用がかかることとなります。

画像を圧縮したり不要なプラグインやページを削除することで、表示速度は多少改善はしますが、そういった面倒な作業が発生することも含めて、デメリットと言えるのではないでしょうか。

デメリット3:エラーが起きやすい

WordPress本体とプラグインは頻繁にバージョンアップされますが、まれに、アップデート完了後に互換性エラーが起こる場合があります。
互換性エラーとは、たとえば古いままのプラグインが最新のWordPressには対応していなどの理由で起こるエラーです。
最新のバージョンにアップしていたとしても、プラグインなどのプログラム同士がぶつかり合い動作不具合を起こす場合もあり、解決には専門的な知識が必要となります。

デメリット4:更新が意外と難しく、結局制作会社任せになる場合がある

「WordPressはweb制作の専門知識がなくても更新ができる!」とよく言われておりますが、かといって、プロのデザイナーが作るような見栄えの良いデザインを、誰もが再現できるわけではありません。

管理画面のエディター機能を使って作成できるのは、一般的なブログと同じような、テキストと写真が単調に並べられただけのシンプルなページです。
デザイナーが作成した複雑なデザインのページに対し、htmlの知識がない方が管理画面から修正を加えたら、デザインが大きく崩れて元に戻せなくなってしまった、といった問題もよく起こっています。

そのため、サイトの方向性によっては、制作完了後の更新作業も結局ずっと制作会社任せになってしまう、というケースが多いです。

まとめ

このように、世界No.1シェアのWordPressにも、デメリットがあります。

検索ランキングで上位を目指し、自社でお知らせやブログ記事を頻繁に書いてUPしたいという場合には、WordPressが最も最適だと思われます。
しかし、そうではない場合は、静的サイト・一般ブログの方がメリットが多いケースもありますので、WordPressを使うべきかどうかについては、慎重に検討する必要がありそうですね。

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