自社ホームページとSNS、連携のススメ!

ネット集客の方法が多様化する近年、twitterやFacebookなどのSNSと自社ホームページ、どちらに力を入れればより効果が得られるのか?と悩んでいらっしゃる方も多いかもしれません。
ホームページ制作にはお金がかかるため、最近オープンしたばかりの企業や店舗の中には、無料のSNSだけで何とか集客しようとしているところも多いようです。
一方で、古くからホームページを所有している企業・店舗は、SNSをうまく活用できず、ホームページだけで何とかしようとしているところも多いように感じられます。
そして前者後者どちらの場合も、ネット集客に関して行き詰まりを感じている企業・店舗が多いのではないでしょうか。

ネット集客の効果を今以上に高めるには、自社ホームページとSNSのどちらか片方に力を入れるのではなく、両方を上手に連携することが重要となります。
それにより、何倍もの効果を生み出すことが可能になっていきます。

自社ホームページとSNSの連携について、詳しく見ていきましょう。

自社ホームページを持つことのメリット

なぜSNSだけでなく自社ホームページも持ったほうが良いのでしょうか?

信頼度がアップする

自社ホームページがある企業と無い企業とでは、ユーザーから見た印象が大きく変わります。ホームページがある企業は、実態と実績がある会社としてユーザーに安心感をもたらします。
特に、デザインレベルの高いオリジナリティ溢れるホームページを持っていると、信頼度も大幅に上がります。
ホームページでは、自社のイメージを視覚的にアピールすることができるのも強みです。SNSでは、どのアカウントも画一されたインターフェイスを使用するため、視覚的な表現は限定的になります。

一度掲載した情報は消えない

SNSは基本的に、情報がどんどん流れていってしまうシステムです。
広告となる投稿を流しても、新しい投稿に埋もれていってしまい、あっという間にユーザーの視界から消えていってしまいます。
一方で自社ホームページは、自社や商品をアピールする情報をインターネット上にずっと残し続けることができるため、その情報が必要なユーザーや見込み客に、いつでも情報を提供ことができます。

検索エンジンから見つけてもらえる

SNS全盛の時代とはいえ、今もGoogleなどの検索機能を使って必要な情報を得ているユーザーは、非常に多いです。
SEO対策をしっかり取っていれば、検索エンジンからの流入だけでも、かなりの顧客を見込めます。

SNSを活用することのメリット

それでは、自社ホームページでは実現が難しい、SNSだけの活用メリットとは何でしょうか?

無料で宣伝・拡散ができる

SNSでのフォロワーをある程度獲得できると、商品やサービスの情報を無料で多くの人に知ってもらうことができます。
また、投稿の内容がユーザーからの支持を得られれば、SNSユーザーが勝手に情報を拡散してくれますので、直接のフォロワー以外の見込み客も多く得られることとなります。
情報の拡散とは、たとえばFacebookなら「シェア」、Twitterなら「リツイート」という形で行われ、いずれの場合も、それまではつながりがなかったユーザーにも広く情報が届けられます。

ユーザーと直接交流ができる

多くのSNSでは、ユーザーが感想や意見などを気軽に投稿し、伝えてくれます。直接メッセージのやりとりをすることも可能です。
また逆に、企業側からユーザーに直接提案や呼びかけをしたり、意見・感想のお返事をお伝えすることなどもできますので、そういった交流から、ユーザーが企業に親しみを感じ、ユーザーがファンになってくれる可能性も大いにあります。

ホームページとSNSの連携が必要なのはどうして?

これまで見てきたように、自社ホームページを所有することとSNSを活用することとでは、そこから得られる効果やメリットに大きな違いがあります。

ホームページだけでは、SEO対策をきっちりやっていたとしても、普段SNSしか使わない若いユーザーなどには情報が届きません。広く世の中に宣伝したい情報があっても、限られたユーザーにしか伝わりません。
逆にSNSだけでは、本当にその商品・サービスを必要としている人たちに、必要なタイミングで自社の情報を届けることが難しいです。また、企業の実態が見えにくく、信頼も得にくいでしょう。

自社ホームページとSNSは、両方を連携して活用することで、両方のメリットが生かされデメリットもカバーされ、大きな集客効果を生み出します。

具体的な連携方法

SNS側

まずは業務内容やターゲットユーザーに応じて、最適と思われるSNSのアカウントを取得しましょう。
SNSの主要なものには、Facebook、Twitter、Instagram、LINEなどがあります。
アカウントを取得したら、プロフィール欄に自社ホームページのURLを記載するのが必須です。

どのSNSがおすすめか、また、どのような投稿を書けば良いかに関しましては、この記事内では本題と逸れますので省かせていただきますが、いずれのSNSの場合も、できれば毎日投稿していくのがおすすめです。
宣伝目的の投稿をする際には、可能な限り自社ホームページの該当ページへのリンクURLを貼っておきましょう。
それにより、SNSを窓口に多くのユーザーが自社ホームページを訪問し、企業への信頼や興味が高まる仕組みを作ることができます。

特に、通販サイトを運営している企業やお店は、投稿の中に商品ページへのリンクを入れることで、商品に興味を持ったユーザーがすぐに商品を買うことができるため、大きな効果を上げることができるでしょう。

ホームページ側

Facebookの「いいね!」ボタンや「シェア」ボタン、Twitterのツイートボタンやフォローボタンなどを、ホームページ内に設置します。
そうすることで、自社ホームページの内容を気に入ってくれたユーザーが、情報を拡散してくれます。

また、FacebookやTwitterのタイムライン(新しい投稿のリスト)をトップページに掲載すると、検索エンジンから流入したユーザーが、SNSのフォロワーになってくれる可能性も生まれます。

まとめ

自社ホームページとSNSは、それぞれに全く異なるメリット・デメリットがあります。
双方を上手に連携させることで、より多くのユーザーに知ってもらう機会が増え、企業・お店の信頼感が増し、顧客やファンの獲得に役立っていくことでしょう。

さらに、SNSから自社ホームページへのリンクは、SEOの観点から見てもプラス要素になるようです。

どちらかだけではなく両方、それが、これからのネット集客の必須要素となってきそうです。

デザインに関することはこちら

WORKS